「マフラーを他店で中古で買って取り付けしたけど、なんかブルブルする・・・」ってことで入庫してきました。
さっそくリフトで上げてみて、その光景にビックリ・・・
内側のみですが、なんと、タイラップでとまっています。
この業界に入って長いですが、マフラーがタイラップでとまってるのは初めて見ました・・・
なんでこうなったか、賢明なMINIマニアの方なら、もうお分かりですね。
後期用のマフラーを前期に無理やりつけようとした結果こうなったようです。
前期と後期ではステーの位置と方向が違うので、そのままでは装着できないんです。
いろんな所がちぐはぐなんで、フロントサイレンサー付近のブッシュも
めっちゃ前に引っ張られてます・・・。よく頑張って付けたなと、ちょっと感心しました。
ブルブルの原因はこの無理な引っ張りです。
MINIのエキマニはフレキシブルになっていて、振動を逃がすようになってるんですが、ここまで引っ張るとおそらくそれも機能しません。
その前にエキマニがどうかなってしまいそうです・・・
今回はフロント側の長さを合わせるためのスペーサーを挿入しました。
これでさっきのブッシュも
元の位置に戻りました。
肝心のリヤステーは、いつものように溶接加工しました。
これでやっときちんと付きました!!
マフラーはなかなか重要な部品で、中途半端に付けていると最悪エンジンまで傷めてしまいます。
輸入車取付の技術のないお店だと、このように適当に付けている所も多いようです・・・
(まぁ、上げてみないとバレない所なんで・・・)
気になる今回の工賃は
マフラー脱着+溶接加工:7,350円
フランジスペーサー+ガスケット:1,260円
合計8,610円です。
めっちゃ高いんじゃないかと思ってる方もいるようですが、こんなもんです。
他店の作業後でも、心配な事があった時はお気軽にご相談ください。
原因追求から解消まで、プロの技術でお応えいたします!!